スラッゴーワッキーとの出会い

 
スラッゴーワッキー






このブログにおいて

もはやこの釣りなしでは語れないというほどの、切っても切れない関係ですが



今回はどのようにしてオレがこの釣法と出会ったか? というお話





ぶっちゃけ、オレ自身が編み出した釣法ではありません

人から教えてもらった釣り方です





〜 時は遡ること 20年前 〜



    1995年






95年と聞いて、当時を知る人なら 「 ん? 」 と思うかもしれない


そう、ワッキーリグというものは20年前にはまだ知られていないどころか

ワッキーリグという名前すら存在していない時代だ




厳密に言えばアメリカでは、それよりもっとまえから存在するらしいが

日本ではまったくと言っていいほど紹介されていなかった釣り方だ




ワッキーリグの ワッキー とは 「 風変わり 」 という意味で

リグのセッティング方法、あるいはその動きに由来する名前らしいのだが


その起源には諸説あり


なかには、ジョーテック社のワッキーワームが発祥元だとする人もいる







しかし、個人的にはこの説については否定的である


なぜなら、そこを起源とするなら空白の時間があまりにも長すぎるからだ



空白の時間とは何か?



オレが知る限り、この日本において雑誌などのメディアで
初めて「 ワッキーリグ 」 という名前でこのリグが公に紹介されたのが1998年だ


ジョーテック社のワッキーワームはかなり昔から存在する
正確にいつから日本に入ってきたかは知らないが、少なくとも80年代後半にはすでにあった



第一次バスブームから第二次バスブームに時代が向かい
釣法にしろ、ルアーにしろ、日夜探究され、切磋琢磨されていた真っ只中において



ワッキーリグのような、お手軽簡単で、しかも圧倒的に釣れるリグが
10年以上もの間、放置され、広まらなかったというのは、どうにもつじつまが合わないからだ


それを裏付けるように、1998年に紹介されるやいなや
ワッキーリグは瞬く間に広がり認知され、今やすっかりカテゴリーの一つとして定着している




・・・・・・・・・・・・   いかんいかん、話が脱線してしまった ・・・ 




では、なぜ

それ以前に、オレがこのリグを知りえたのか?



それは釣り場で出会ったお兄さんに教えてもらったからだ



正確には


釣り場で出会ったお兄さんに教えてもらった 友達に教えてもらった  からだ



舞台となる場所は西大谷ダム

現在はルアー釣り禁止となり、水抜き工事されてからバスはいない枯れたフィールドだが

第二次バスブーム期には結構な人で賑わった、県西部ではそこそこ名の知れたフィールドだ




当然それだけにプレッシャーもめちゃくちゃ高く、はっきり言って釣れない池だった

当時中学生だったオレら的には、「 30cmが1〜2匹釣れれば上出来 」 という感じだった


そんなある日、相変わらず釣れない釣りをしていると
友達2人がデカバスを持ってニヤニヤしながら近づいてきた


軽く45cmをこえたバスを見て、「 どうせエサで釣ったんだろ? 」 と茶化すと

ニヤついた顔で「 エサじゃねーよ!ルアーだよ! 」 と返された


45upを見せつけられ内心動揺していたが、どうせマグレだろうと平静を装っていると


そいつらはすぐにまた同じようなサイズを釣ってきた見せびらかした




さすがに こうなると心中穏やかではない




何をどうして釣ったのか?と聞くが、ニヤつくばかりで教えてくれない


そいつらのロッドの先にはスラッゴー3インチがぶら下がっていた



それでも食い下がるオレに観念したのか

「 じゃあついて来い 」 とオレをつれて魚を釣ったポイントに3人で向かう事になった



奥にある赤い鉄橋につくと

「 ワームの真ん中に ハリを刺すんだよ ・・・ 」 と小声でオレに教えてくれた



「  は?  それだけ??   」


魚が掛ってズレただけだと思っていたフックの位置はそういうことだったのかと理解したが

そんな簡単な方法でバスが釣れるのか?と まだ半信半疑だった



「 まぁ、見てろや!」

と 自信満々で橋を進み  

橋下に生えていたリリーパッドの際に、無造作にスラッゴーを放ってチョンチョンやりだした




( そんなんで釣れるかヴォケ! 西大谷バスなめんな! ) と内心イラついたが


実際すでに2匹のデカバスを見せられているし、あの自信 ・・・ だまって様子をうかがう事に




すると、リリーパッド下から40upがゆっくり出てきて、じっとスラッゴーを見ているではないか


「 おっ!食いそう食いそう! 食ったぁ! ほらぁーー!! 」


目の前で40upを釣りあげられ、まさに目からウロコ状態だった


「 見えバスは釣れない 」 というのが当時の定説だったし

西大谷の見えデカバスなんて、はなから釣りの対象としてなかったオレの固定観念が
バルスを唱えたあとのラピュタのごとく崩壊した瞬間だった


目の前で起こった事がまだ信じれない感じではあったが



後日、浮き桟橋の上から、何も無いオープンウォーターの波だった水面上で

今で言うところの水面ピクピク釣法でスラッゴーを操り、あっさり42cmが釣れてしまった



まるで魔法でも覚えてしまったかのような感覚だった


それから1年間は、もうほんとにボコボコに釣りまくった


しかし

ぶっちゃけ当時のオレはスラッゴーより
ゲーリーのティーズワームのシッポを全部ちぎったヤツを多用していた


マスバリなんて洒落たものは持ってなかったし、買う金もなかったから
ミニチュー用に持ってた小さいオフセットフック ( ワーム314 #3 )を使っていた

※オレが今でもオフセットフックを使うのは、この時のなごりです(笑)


そんなお粗末なセッティングでも

オレたちの独壇場と言えるほどの釣果をたたき出すには、まったく苦労しなかった




そりゃそうだ


周りはノーシンカーかスプリットショットしか投げていないんだから

まだツネキチリグが公表される前の話なので、当然ダウンショットを使ってる人もいない



笑いが止まらないとはこの事だ



オレたちは、オレたちしか知らない魔法で
西大谷ダムの見えバスは釣り尽くしたと言っても過言ではないくらい釣りまくったが


やりすぎたせいで、たった1年でスレた ・・・




翌年、ツネキチリグが雑誌で紹介され、空前の大ブームとなるが

正直、魔法を覚えたオレらにはどうでもいい事だった





しかしさらに翌年、ネコリグなるものが紹介され、青ざめる事になる


シンカーを入れる入れないの違いはあれど、まさしくそれは魔法のリグの形だったからだ


( 余計な事しやがってっ!!) と 当時は村上晴彦氏を本気で恨んだが(笑) 


さらにさらにその翌年にワッキーリグと言う名前で紹介された時には、さすがに観念した


わずか3年で魔法は消えてしまった




あれから十数年、当時ほどの圧倒的釣果とはいかないものの


現在でも、使いどころと使い方さえきっちりやれば

充分強い武器となる事は


これまで釣行記の方を見てもらえれば、わかってもらえると思う













おわり


























バーブレスという考え方  

 
またしても間があいて申し訳ありません、続きです





メリット その6   思っているほどバレない
                  バーブフックと大差ないキャッチ率


メリットと言ってしまうと、少し違う気がしますが ・・・

これは自分が10年間バーブレスで通してきて感じた、率直な感想です



これからバーブレスを始めようとか、バーブレスってものに興味がある人が



まず真っ先にぶち当たる壁があるとすれば






 バーブレスにしたらバラシが増えるんじゃないの??






ってところだと思います




でも、あくまで主観的な意見を言わせてもらえば、大して変わりません







その割にはお前結構やらかしてるじゃねーか!







と言われたら、ぐうの音も出ません ・・・

はい、ワタクシは結構バラしてます、それも肝心な時に限って ・・・

それについては否定のしようもありません




ただ


少し考えて見てください



一般にプロとよばれている方々

メディアで活躍する有名人の方々のテレビ番組やDVDや動画
それらを観ていれば、ある事に気付くと思います



そう






彼らも結構やらかしてます




一般の釣り人よりも遥かに上手く、経験もあるプロの人達ですらバラす時はバラすのです

それも、一回の釣行で 2連続、3連続バラシというのも決して珍しくありません



そしてもう一つ考えてみてください




彼らが使っているフックは、そのほとんどがカエシのある通常のフックです


プロの腕で、カエシのある通常のバーブフックを使用しても、バレる時はバレるのです





くどいようですが、自分は10年前から釣りに使うハリはすべてバーブレスにしています

ということは、言うまでもなく

4年前から始めたこのブログで、116話にわたって釣りあげてきた魚たちは
ただ1匹の例外もなく、すべて バーブレスフックで釣りあげた魚 ということです



オレのようなプロでも何でもない
休日に趣味でやってる一般のサンデーアングラーがバーブレスオンリーで釣りをしても

少なくとも、このブログで紹介してきた程度には魚を釣る事が可能だということです



それを踏まえて考えれば、バーブレスがそこまで不利なものではない気がしませんか?




やや強引な考え方かもしれませんが ・・・


まぁでも、もしバーブレスにした途端、目に見えてバラしが激増したなら
こんな釣果に貪欲なオレが、10年も続けたりしてません




そういう視点でというか、そういった一つの参考資料として
このブログを見てもらうというのもアリなのではないか?と思って書いてみました






短くチャチャッと書いて終わるつもりでしたが
またしてもダラダラとした長文になってしまってスミマセン

とりあえず、バーブレスの話はこれで終わりです



長々とお付き合い頂きありがとうございました







おわり




バーブレスという考え方  


だいぶ間があいてしまってすみません、続きです 


メリット その5     フックメンテナンスが楽


まず フックメンテナンスってなんじゃ?? って話になると思うんですが



フックは消耗品なので、使ってそのまま放っとけばいずれ錆ます


淡水のみの使用であれば、それほど神経質にならずとも錆びにくいし

フックに付いたり、ボックス内に入ってしまった水分についても
気温が高い時期なら錆が発生する前に乾いてしまうので

フックをメンテナンスするという部分にあまり頓着が無い人もいるかもしれません


ただ、しかし

海水使用ではそうはいきません
使用後に必ずボックスとルアーを洗うのは当然ですが

自分の場合、海水使用後は
洗剤で念入りに洗って、徹底的にすすぎを行い、一個一個丁寧にタオルで拭いて

タオルを敷いた段ボール箱の上に、さらにティッシュを敷き
その上でルアーをおいて乾燥させる、という事をやってます

やりすぎと思う方もいるかもしれませんが
ここまでやっても油断してると錆びてしまいます


その時、一番最初に錆びがまわるのが カエシの付け根部分 です

しっかり取ったつもりでも、カエシの隙間に塩分や水分や汚れなどが残っていて
気付かぬうちに錆を呼んでしまいます


この点バーブレスフックを使っていればそんな心配はいりません
カエシが無い分、洗うのも楽だし
タオルで拭いてる時も、いちいち引っ掛かってイライラするといった事が無くなります

うっかり洗面所などに置き忘れて
家族の誰かに刺さって病院行きの大事になるという心配もしなくてすみます



ここ数年でフックの値段が跳ね上がったので
経済的な意味でも、ムダな錆でフックはダメにしたくないですね


たまに錆まくったフックで釣りをしてる人を見る事もありますが

神経質な性格上、自分には信じられません



錆も無く針先の鋭いフックで釣りに臨む



自分勝手な考えですが



それが魚に対する釣り人としての礼儀だと思ってます




つづく




バーブレスという考え方  

 

メリット その4     人間に対する安全性


これも当たり前といえば当たり前すぎる話だが

バーブレスフックは
万が一、自分、あるいは他人に刺してしまった場合にも最小限の被害ですむ

これはあくまでカエシのあるフックと比べて被害が少ないという意味だ




釣りというのは、よくよく考えてみればかなり危険な遊びである

カエシの付いたハリを糸に結び、サオを振って投げるのだから安全なわけがない




その中でもルアーフィッシングは最高に危険な部類だろう


なにせ基本トリプルフックが2本、つまり計6本ものハリが付いたルアーという物体を
超高速で振り回して投げるという動作を、1回の釣行で数十回〜数百回行うのだから


当然、自分ないし人に刺してしまうリスクは跳ね上がる

だがバーブレスフックなら、万が一刺さっても大体その場で自分のみで処理できる
刺さりどころやフックのサイズにもよるが、大概痛い思いだけで済む


しかし、これがカエシ付きならどうだろう?


カエシ付きのフックの外し方に長けていない人なら、まず病院行きは避けられない
うっかりケツに刺してしまったなら、自分で車を運転して病院に行くことすら困難だ
オマケに恥ずかしくて惨めな思いもする



まえに自分の家の前には池があり、昔はバスポンドとして賑わったと言ったが


それこそ20年以上前、まだ携帯電話なんてモノが無かった時代には

「 友達にルアーを引っ掛けちゃって救急車呼びたいので電話かして下さい! 」

って感じで釣り人が助けを求めて家に来る事も少なくなかった




決してカエシが無いから刺しても平気ってわけではないが


カエシの付いた普通のハリとバーブレスフック、自分の体に刺すならどっち?と聞かれれば
よほどのマゾじゃないかぎり、みんなバーブレスフックの方を選ぶはずである




魚を釣りつつ、最悪の事態に対してもある程度の安全性を確保できる



これこそが、バーブレス最大のメリットであると自分は思っている




つづく









バーブレスという考え方  

 つづきです



メリット その2   フックを外すのが楽



これは前回でも少し触れましたし
あえて説明するまでもないかもしれませんが ・・・


まぁ、とにかく楽です


釣りをしていると
魚の食い方によっては 「 あ ・・・ これヤベーなぁ ・・・ 」って思う掛り方をする事があります


しかし、バーブレスならどんなにややこしい掛り方をしていても、大概なんとかなります


ワームフックのようにシングル1本はまだいいとしても
プラグの釣りとかで丸呑みされて、トリプルフックが2本とも口の中とかいう場面では
「 バーブレスにしてて良かった 」 とつくづく思います

これは魚のダメージ云々ではなく、単純にカエシがあったら外すのめんどくせぇーからですね




メリット その3   フックアップ率が上がる



これについては、自分で書いておいて言うのもなんですが ・・・ 微妙ですね


確かに単純に考えれば
カエシがない分、刺さる際の抵抗や摩擦が軽減されるので貫通力は高くなります

つまり同じ力が加わった場合、バーブレスの方が深く刺さるという理屈なんですが ・・・


今のフックは昔のフックみたいにカエシがデカくないので
そんなに差が出るか?と言われれば、正直わかりません

それに貫通したところで、カエシの無いバーブレスの場合
刺さるのとは逆の方向に力が掛れば、あっさり抜けてしまいます


フックアップ率    キャッチ率  である以上


メリットとよべるほどではないかもしれません


魚とのファイトに自信がある人なら多少は役立つかも?程度ですね






つづく


バーブレスという考え方  

 バーブレスというものに対し、ややマイナスな語り始めとなったが


バーブレスには、しっかりメリットもある


今回はそこを順にあげていこうと思う



メリット その1   魚に与えるダメージを減らせる



釣りとは、言うまでもなく 釣針で魚を釣り上げる遊びだ


言い方を変えれば、 生き物の体にハリを突き刺して 引きずり回す 遊びだ


つまり、釣りを釣りとして成立させるためには
相手となる魚に対して ダメージを与える事が大前提となるわけである


その釣りを趣味としておきながら
魚のダメージ云々言うのは、偽善ではないか?という見解もある


確かにそれも一理ある


魚の身の安全を第一に考えるのであれば、釣りをやめるのが一番手っ取り早い

しかし、釣人である以上、釣りをやめることはできない



それに

「 どうせダメージを与えているのだから、ダメージの多寡は関係ないだろ 」

という大雑把な考えには、少し賛同しかねる


与えるダメージは、多いより少ない方が良いに決まっているし
考慮する余地があるなら、考慮すべきだと思う


ただ


だからと言って、他人にバーブレスを強要するつもりはない

あくまでバーブレスは、オレ自身が好きで勝手にやっている事であって
バーブレス派ではない人たちに対して、非難したり軽蔑したりという考えはまったくない

それについては、各々自分の思うように好きにやりゃあいいと思っている



話を戻そう


当たり前だが、バーブフックよりバーブレスフックの方がダメージが少ない


何百何千というデータを取って比較検証したわけではないので、根拠があるわけではないし
実際にどの程度の違いがあるかなんて、魚に聞いてみなければわからない


ただ、普通に考えて


バーブレスフックが、ハリが刺さって抜くだけのダメージで済むのに対し

カエシ付きのハリは、抜く際にそのカエシで骨なり肉なり皮なりを引き裂かなければならない


どちらがダメージが大きいかなんて一目瞭然だろう




そして もう一つ


外す時間の違いというものがある


バーブレスフックは外す時間が非常に短くて済む
なんなら外すまでもなく、タモで掬って取りこむ間に勝手に外れているなんて事も多々ある




対してバーブフックは、掛り方にもよるが、時間を掛けざるをえない


空気中にとどめておく時間が長くなれば、それはダメージに直結する
外す際に地面にも置くだろうから、焼けた地面に長く置かれるというダメージも蓄積する





こんな事ばかり言ってると、魚愛護団体か何かの人間と勘違いされそうだが
オレはその手の人間ではないし、そういう考えも持ち合わせていない


先にも述べたが
魚の事を本当に大事に思う人間なら、釣りなんぞとっくの昔にやめている





オレが、釣りにおける魚へのダメージの軽減に尽力するのは



「 釣れてくれた魚にはできる限り少ないダメージで帰ってほしい 」 と思うからであり



それはとどのつまり


「 釣りで後味の悪い思いをしたくない 」  という 自分のため である







つづく






















バーブレスという考え方  

2003年の3月の琵琶湖遠征を境に、バーブレスで通す決意をしたわけだが

「 釣った魚のエラに針が刺さって酷く出血してたから 」 というのは
バーブレスオンリーを思い立つ理由にしては、やや弱いのでは?と思われるかもしれない


そんな状況は釣りをしていれば少なからず出くわす光景であり、珍しくないといえばない


実際、それ自体はきっかけに過ぎず


まだエサ釣りしかしていなかった頃に、後ろにいた親子連れの子供の鼻にフッキングした事
オレが池で拾って壁に掛けてあったスプーンを、家の犬がくわえてしまい大騒ぎになった事
小学生の頃友達のキャストしたルアーがオレの腕にブチ刺さった事
昔、母親が親父の放置したハリを踏んでしまい病院にいった事や
初めて釣った50upのバスの体に、ルアーのリアフックが深々と刺さり肉をえぐっていた事など


大量出血するバスを見つめていた時に、それらの出来事が一気にフラッシュバックし
「 ハリのカエシ 」 というものに、ほとほと嫌気がさした結果
バーブレスの道を歩む決意をしたのである



正直、最初は抵抗があった


それ以前にも一部のルアーはバーブレスにしていたものの

これから先、自分が釣りで使うハリをすべてバーブレスにするとなると
それ相応の覚悟が必要となる



まず真っ先に浮かぶのは


記録モノの魚を掛けてバラした時、はたしてバーブレスにした事を後悔せずにいられるか ?


という点だ



釣り人であれば、掛けた魚は絶対にバラしたくないと思うのは当然だし
バラす可能性が少しでも上がるバーブレスなど、御免蒙りたいと思うのは無理からぬ話だ



だから

バーブレスで通す以上、バラした事を絶対バーブレスのせいにしない!

バラした魚が自己新記録だろうが、日本記録だろうが、世界記録だろうが、
絶対にバーブレスにしていた事を言い訳にしない!!


と、なかば強引に固く心に誓った



人間は慣れる生き物であり
人間の慣れとは恐ろしいもので、最初にそう決めておくと意外とすんなり受け入れられた



そうして今日まで来たが、バラせば確かに悔しい


だが


「 バーブレスなんかにしてたからだ畜生っ!! 」 などと悔やんだ事は


この10年で一度たりともない








つづく






バーブレスという考え方  

 さてさて


突然ですが



オレはバーブレス主義者である



おそらくこの先、このスタイルを変えることはないだろうから 主義者 などと言ったが

ただ単に、「 カエシの無いハリを使っている釣り人 」 というだけの事である



先に誤解のないよう言っておくが

別に、バーブレスで通してるからと言って、自慢するわけではないし
バーブレスで通す事が自慢になるとも思っていない


では、何故いま語るのか?



それは

オレが 「 釣りに使うすべてのハリをバーブレスにする 」 と決めて実践し始めてから
今年でちょうど10年という節目を迎えるからだ



そもそものきっかけ
いや、きっかけ自体はいくらでもあったんだろうが

決定的なきっかけは、10年前の琵琶湖での釣行

大学の友人2人( 釣りはビギナー )と、3月の琵琶湖に遠征し
朝からいろいろ回るがまったく釣れず、最後の最後でミノーで掛けた40cm後半のバス


これ以上ない喜びだったが

ミノーを丸呑みにしていたため
リアフックがエラに掛っていて多量に出血していたのだ


リリースの際、水中につけていてもはっきり分かるほどの出血量
自力で泳いで行ったものの、その後を考えると無事ではなかっただろう


本当は素直にガッツポーズで喜びたいのに喜べない ・・・

あの時の後味の悪さはハンパじゃなかった



まぁ、ハッキリ言って
エラに刺さってりゃ、カエシが有ろうと無かろうと致命傷だから
バーブレス関係ないっちゃないんだけど ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


しかし


カエシがある事によって、フックを外すまでに手こずった事を考慮すれば無関係ではない





とにもかくにも


その日を境に、ボックス内のすべてのルアーのフックのカエシを潰し


「 今後一切、カエシの付いたハリを使わない! 」


と決心したのであった







あ、ちょっと長くなりそ ・・・




つづく









自分の釣りのルーツ その4

 
町の図書館で、力丸卓生氏に出会った頃

時を同じくして、もう一つのバイブルに出会うこととなる







著  西山徹    ヒットバスルアー



ああ、汚いですね




( ※こっちは保存用 )

キレイな方はこちらです


小学校5年生の頃、クラスの釣り好きライバルのM君が
自慢げに、学校によくこの本を持ってきてました

ルアー関係の本は、何冊か図書館で読んでいたけど
この本のルアーの掲載数は圧倒的だった


ルアーというものを、もっと知りたいと思っていたオレは

人一倍、この本に執着した


「 そんなにほしいの? 隣町の本屋にまだもう一冊あったよ 」


その言葉を聞いて
その日のうちに、母ちゃんに土下座して隣町の本屋に連れてってもらった





カラーでデカデカと解説付きで
各カテゴリーごとに数個ずつ紹介したあげく

後半50ページにわたって、各社のルアーカタログが載っているのだからたまらない




毎日、毎日、取り憑かれたように読みまくった





この本が発売されたのが1984年という事で ・・・

設立して、まだ3年の初々しい頃のZEALが載ってたり






リアルハンドメイドの元祖、HMKLが載ってたりと

今考えると、なかなかマニアックな本だと思う



この本を毎日読んで、ルアーの知識は格段に上がったが
当然ながら、今度はルアーが欲しくてたまらなくなった

またまた母ちゃんに土下座して
車でイシグロに連れてってもらった


二度の移転を経て、現在の位置に移る前
まだ、掛川市役所のとなりの交差点の所にあった頃の、当時のイシグロ掛川店に入り

すぐさま、レジ前のワゴンにぶち込まれた、スーパーソニックとジッターバグを発見する





「  なっ!? ど、どういう事だコレはっ!? 」

近所の釣具屋で、バスハンターが600円で売られてた当時に
1100円という圧倒的な値段で君臨し続けていたジッターバグが

イシグロのワゴンの中で、400円という値札をつけて売られていた

あの頃は中古釣具なんて無かったから
この破格がオレに与えた衝撃はすごかった

迷わず、この2つをカゴに入れ
あと、どこのメーカーだかわからないダブルテールグラブも一緒にお買い上げした



それからしばらくして ・・・ 買ったルアーが活躍する時が来る





家の前の池の下の、オレが 「 滝 」 と呼んでいた場所で釣りをした時

かなりベイトタックルにも慣れてきて
滝から落ちてくる水の際にスーパーソニックを落としこんだ瞬間、グンという手ごたえ

ぎこちないファイトの末に、上がってきたのは30cmちょいのバスだったが


釣りあげた際に、手足がガクガクと震えたのを今でも覚えている


ちなみに、プラグでバスを釣ったのはコレが最初だった



同じ場所で釣りをしていた年上の人たちが

「 なんで〇〇( ←オレの名前 )だけ釣れるんだよっ!? 」 と 悔しそうにこぼしたのが

オレとしては、とても誇らしかった



午後にまた同じポイントに行って

今度はメーカー不明のダブルテールグラブのジグヘッドリグで
またしても、30cmちょいのバスを釣りあげた



ベイトタックルを一応使いこなし
1日に、2匹のバスを釣りあげたこの日


オレは、ようやく一人前のアングラーになれたのだ




自分の釣りのルーツ その3


力丸卓生


今現在、この名前を聞いて、ピンとくるバサーは一体どのくらい居るだろうか?

下手したら、  「 誰それ? 」 と言われてしまうかもしれない


正直、30代に突入したばかりのオレの口から
この名前が出てくることも、かなり不自然だと思う



だが、自分のルアーフィッシングのルーツを語る上では

絶対に外せない存在である



_________________________________



スピニングタックルでルアー釣りを始めてから

ほどなく、ベイトタックルも手に入れることになるのだが



まあ当然、最初はバックラッシュの嵐でした


「 ベ ・・・   ベイトタックルってこんなに難しいのか ・・・! 」



カッコよさもズバ抜けていたが

扱いの難しさもズバ抜けていた




だが、この一筋縄ではいかない感じが

さらにオレを夢中にさせた


それからしばらくの間は
釣りよりも、ベイトタックルでうまく投げるための練習に没頭した

丁度、その頃

町の図書館の中の、ビデオ視聴コーナーで運命の出会いをする





名人・なるほど釣技  ブラックバスのルアーフィッシング



このビデオに出てくるお方こそ





力丸卓生 その人である


ビデオの内容は
終始、ビギナーの為のレクチャーで
ルアーの種類や使い方、キャスティング方法などがメインとなり



実釣シーンは少ししかないのだが


基本的な解説の中にも

・キャスティング中に、右手から左手に素早く持ちかえ、着水ヒットに備える

とか

・ミディアムランナーのクランクをあえてトップとして使い、水面で誘う

など、なかなかマニアックな技も紹介していた



当時の小遣いでは、釣りビデオはおろか、雑誌すらまともに買えない



だからオレにとって、こういうルアーフィッシングの動画はとても貴重で

図書館に行っては、何度も何度も繰り返し観ていた





力丸卓生先生のキャスティングは、実にスマートで

何とかして自分も近づこうと、必死に練習を重ねたものだ





数少ない実釣シーンも、当時のオレにとっては興奮モノで






フロッグを本物のカエルのように操り
リリーパッド上で、バスをヒットさせるシーンは最高に好きだった


他にも、リザーバーでのボートフィッシングもあり




スピナーベイトで釣るシーンもあるが

他は、ほとんどトップウォーターの釣りで、観ていて実に楽しめた


よくよく考えてみると


オレの、トップウォーターを多用する釣りのスタイルは


氏がビデオでみせた釣りの影響を、強く受けているのではないかと思う



別にマネしているわけではないし、意識してるつもりも無い


自分自身、トップを多用するのは
その時、その状況下で、トップが一番釣れると思うから使っているだけの話だ


だが、時々このビデオを観返してみると

自分のフィッシングスタイルのルーツは、ここにあったのだと気付く



ヒヨコは、最初に見たモノを親だと思うらしいが


オレにとって

ルアーフィッシングの親は、力丸卓生先生という事になる



つづく










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